現場目線に立ったコンサルティングで、
問題解決によるビジネス革新を実践。

野澤 宏和 Nozawa Hirokazu
メカトロニクスエンジニア
2016年9月入社

前職ではどのような仕事をしていましたか?

大学卒業後、半導体検査装置メーカーに就職し、機構設計の仕事をしていました。入社後5年間は、クライアントの要望に応えるカスタマイズ業務を、その後新規開発を担当しました。入社13年目で課長に昇進しマネジメントし設計全体のマネジメントも担うようになりました。その後、42歳の時に管理職として製造工程全体をコントロールする部署に異動。その頃から転職を考えるようになりました。

なぜ転職を考えるようになったのでしょうか?

当時私は、製造工程の見直しも含め、生産性や効率化向上など、生産現場の問題を解決する役割を担っており、その取り組みの中で様々な問題が顕在化してきました。たとえば、技術の継承が進んでいないことやマネジメントスキルを有する人財が不足していることなどです。それは当時勤務していた会社だけでなく、広く開発や生産現場の問題としてあるのではないか、自分のようなキャリアが必要とされているのではないか。それが転職を考えるきっかけとなりました。加えて、今後、日本の半導体市場に右肩上がりの成長は期待できないと感じていました。新天地で新たな仕事にチャレンジしたいと考えたのです。

なぜModis VSNを選んだのですか?

開発や生産現場の問題解決を担う仕事として、真っ先に思い浮かぶのがコンサルタントです。しかしコンサルタントが、技術の現場を深く理解するには限界があります。表面的な改善提案で終わってしまう。私はメカトロニクスエンジニアとして開発・生産の現場を熟知しています。その技術的キャリアを活かすことで、ベターなコンサルティングが可能となると考えました。そうした自分の考えと一致したのがModis VSNのバリューチェーン・イノベーター(以下、VI)です。VIは開発プロセスで発生している問題解決を提供するModis VSN独自の高付加価値サービスですが、それは自分が向いている方向、考え方と一致するものでした。そしてVIを実践するところに自分の市場価値があると思い、入社を決意しました。

入社してからの仕事内容を教えてください。

日本のものづくり、日本の技術力の高さを象徴する業界は半導体と自動車と考えていました。前職が半導体業界でしたから、Modis VSNでは自動車業界を志望。その望みが叶って大手自動車メーカーに就業しました。担当となった業務は「CAE(Computer Aided Engineering)」。これはコンピュータを用いて解析する業務ですが、私は新車開発の際に衝突性能(安全性能)を評価・解析する部署に配属されました。メカトロニクスエンジニアとしては、ある意味畑違いだったのは事実ですが、私に期待されていたのはコンピュータ解析そのものでなく、業務上の問題を見出して、その解決策を提案するVIの取り組みでした。当初はCAEの実際の作業も担当しましたが、徐々にマネジメントをサポートする中で、問題解決を進めて業務プロセスを革新するVIの比重が高くなり、現在に至っています。

具体的などのような問題に対して解決策の提案を行っているのでしょうか?

たとえば、新車開発の現場を効率的かつ円滑に進めるために、私が着目したのが各種情報の取り扱いでした。コンピュータ解析の結果が出て、次のフェーズに進めるためには、解析結果という情報を効果的に活用する必要があります。それら情報は当初点在し、個人所有のものとなっていました。私は、情報の収集や共有の仕方などの問題を洗い出し、より有効に情報を活用するための仕組み作りを行いました。また、新人や外部スタッフが増える中で問題となっていたのが、人財の育成です。早期の戦力化を目指し、各種教育プログラムの効果的活用を提案、人財の即戦力化を図りました。

現在の仕事のやりがいを教えてください。

エンジニアというより、現在は問題解決を提案するコンサルタント的な仕事が増えていますが、就業先から頼りにされている実感の中にやりがいがあります。特にマネジメント層から相談を持ち掛けられるときなど、自分の仕事が高く評価されていることの証でもありますから、やりがいは大きなものがあります。自動車の新車開発というのはおよそ4年周期で行われますが、CAEに関するプロジェクトの進め方の相談を受けたことがあります。プロジェクトの進捗状況を迅速かつ的確に把握するためにどうすればいいかというもの。そのために、必要な情報の集約の仕方、非効率を是正するための仕組み作りを進めました。それは現場を変えていく作業であり、そこでは現場とのコミュニケションは欠かせません。そこが通常のコンサルタントとは異なる点であり、技術の現場に立脚した改善提案を行っています。

Modis VSNで働く魅力を教えてください。

それは入社時に感じたものと変わりがありません。つまり、VIに象徴されるように、私と同じ方向、同じ考え方を持った人が数多くいるということです。いわば彼らは同志。同志が集まっている環境が魅力的でないはずがありません。またModis VSNのエンジニアは多彩です。私のようなメカトロニクスからエレクトロニクス、IT系、ケミストリー系など多種多様なエンジニアが集まっている多様性も魅力の一つだと思います。また、入社してから感じたのが、年齢層が若いことであり、若いエネルギーに溢れている会社で働くことは、非常に魅力的なことだと感じています。

仕事をする上でのこだわりや心がけを教えてください。

平等に見ることです。全体をフラットに見て考えたとき、本当にやるべきことが明確になってきます。個別最適ではなく、フラットに全体最適を考えるアプローチから、より良い提案は生まれます。もちろんミクロ的視点、判断も必要ですが、それは全体として適切なものであるのかどうかを、常に考えることが今の仕事においては重要であると思っています。

VIエキスパートの資格を保有していますが、取得を目指してきたのですか。

社内のVI認定資格は初級のVIアソシエイト、中級のVIプロフェッショナル、上級のVIエキスパートに分かれます。私は入社直後から、認定資格獲得をミッションの一つと考えていました。当時最速でVIアソシエイトの資格を取得し、その1年後にVIプロフェッショナル、さらに1年後にVIエキスパートを取得しています。いずれも社内最速の取得です。VIエキスパートを取得するには、VI活動の実績を評価される必要があります。現在社内では9名のみ。問題解決者としての十分な経験と高い実績を持ち、単独でコンサルタントとして活動できる資格です。VIに魅力を感じての入社でしたから、VIエキスパートに認定されることは、第一義的に目標としてきました。

Modis VSNのエンジニアにはどのような資質が求められるのでしょうか。

チャレンジする気持ちと行動です。Modis VSNが何かをしてくれるわけではありません。いわばModis VSNはインフラであり、その使い方は自分次第なのです。したがって「何をしたいか」、明確に意思を持ち発信することが重要です。近年、ある一定の年齢に達すると、能力にかかわらず役職から外すことで、組織内の人事の新陳代謝を促す制度を導入している企業が増えています。しかし、役職を降りた後に何をしたいか、明確に応えられる人は決して多くありません。仕事への意欲も減退する人が多いことが指摘されています。しかし、仮にModis VSNの社員の場合であればどうでしょうか。私が接してきた社員の印象では、好きなことをやるために喜んで飛び回ると思います。それは、やりたいことを明確に持っているから。それがModis VSNの社員です。当社への入社を考えている方は、自分がやりたいことを明確にしてください。そしてやりたいことに果敢にチャレンジして欲しいと思っています。それらの想いに対応できる引き出しをたくさん持っている会社がModis VSNです。

今後の夢や目標を教えてください。

Modis VSNにはコンサルティングを専門に受け持つVIコンサルタントオフィスという部署があります。しかし私は事業部に属する中で、コンサルティングを提供していきたいと考えています。私はエンジニアであり、開発や生産の現場目線を大事にしていきたい。その中で、VIを個別の高付加価値サービスとして受注するようなビジネスを創っていきたいとも考えています。そうであれば。就業先1社のみならず、コンサルタントとして数社に対応することも可能になります。今後もあくまで現場目線で問題解決に取り組み、開発プロセスや各種業務の革新に取り組んでいきたいと考えています。

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